今年も常盤平さくらまつりに行ってきました
2016年に常盤平さくらまつり実行委員会の協力で作成した「常磐平さくらまつり」< http://sakuramatsuri.jp/ >Webサービスですが、 今年で4年目となります。
毎年、少しずつ修正を行い、今年もさくらまつりで提供することができました。 年々、アプリの認知度が上がってきていると実感しています。
松戸市の広報や他情報サイトからのリンク、QRコードを表示したポスターなどと少しづつ拡散しています。また、利用者から「中央ステージってどこですか?」と本部に訪ねて来られる方がいるのですが、 紙面の案内やマップでは「中央ステージ」と言う表現を使用しておらず、 本サービスでのみでの表現となっています。実際にアプリを見てるんだなあ実感します。
逆に「本部前ステージ」という表現に開催中に変更を入れました。(笑)
また、車両進入禁止の範囲も当日変更が入ったりしてその場で、変更を入れるのも現場に居るからできることであって臨場感を感じます。
地域の課題をITで解決しようと始めたCode for Matsudo活動ですが、 会議室でのワークショップやアイディアソン、ハッカソンを通じサービスを提供するスタイルが一般的です。 部屋にコモってのワークショップもよいのですが、 実際に「常盤平さくらまつり」の本部テントのすぐそばで生の課題や意見が聞けることは新鮮です。 次にどんな機能、サービスがあったらいいのかなど、アイデアが生まれてきます。
本部テントにいて感じること
特定の問い合わせが意外と集中する(お店情報など)。「去年あったあの店は今年はどこに出店しているの?」とか、「あの店美味しかったんだけど今年はやってないのぉ?」「あのイベントは何時からやるのぉ?」といった問い合わせが多かったです。落とし物や迷子情報も休みなく発生します。都度、Twitterやサイトへの通知を行うのですが、なかなか間に合わなかったりもします。通知のフォーマット(簡易入力化)ができるといいなぁと感じました。
アナリティクスの考察
2017年のときのアクセスユーザは一日(ピーク土曜日)で7,000ユーザだったですが、2019年は14,000ユーザを超えている。
これは、昨年の松戸花火大会サイトの10,000ユーザをも上回っています。
20代~40代の男女を問わず、Safari→Chromeの順で利用が多く、圧倒的にiPhoneからのアクセスが多いという傾向が見られます。2017年のときに比べ、ダイレクトのアクセスが多いことからQRコードでのアクセスではないかと推測します。 計測用のパラメータを付加すればばよかったと反省です。
今後の課題と展望
お祭りのデータ(表示データや画像)を入れ替えるだけでお祭りサイトを簡単に作成できる「お祭りツールキット」を内々には展開しているのですが、まだまだ改善点があり、今回のさくらまつりの有効な機能を少しづつ、お祭りツールキットへ追加していければと思っています。サイトへの通知表示方法の改善やウィジェット化も今後検討ですね。
最後に桜再生の募金のおかげか?それともお天気とタイミングのせいか?今年のサクラはとてもきれいで昨年より多く見えました。心なしか桜が再生しているような気がするのは私だけでしょうか?
今年も無事大きな事故もなく実施できたこと感謝します。
また、来年に向けてサクラもアプリも拡張することを望んでいます。