子ども向けプログラミング教育準備会を開催

 2017年7月22日(土)、「子ども向けプログラミング教育準備会」を開催しました。

 昨今、2020年度に予定されているプログラミング教育必修化に向けて全国で子ども向けプログラミング教育熱が高まっています。近隣都市である柏、流山、市川、船橋、野田には”CoderDojo(コーダー道場)”という、子どもを対象にした無料のプログラミング道場が有志の手によって次々とたちあがっており、参加申込者が殺到しているとの事です。

 松戸には今の所、CoderDojoは1カ所もありません。一方、お隣の柏には現時点(2017.07.22)でCoderDojoが4カ所もあるとの事です。この状況を許せば、「孟母三遷」という言葉もある通り、今後ますます社会がITへの依存性を深めていく可能性と、子ども達がプログラミングに触れる環境の重要性を考慮する親御さんであれば、松戸よりも柏を居住地として選ぶのは想像に難くありません。

 Code for Matsudoはこうした現状を憂慮する方が松戸には数多くいることを想定し、35人が収納可能な松戸市勤労会館の会議室をイベント会場として選定しました。さらに前回イベント時に告知が直近すぎて参加者が集まらなかった反省を活かし、今回は1ヵ月前にイベントを告知して臨みましたが、またもや少人数での開催となってしまいました(泣)

 まずは代表の吉田より、プログラミング教育必修化に至る背景や利用されているツール類などの説明、海外(イングランド、アメリカ、インド)における事例等の紹介がありました。アメリカが意外と苦戦しているのと、インドが進んでいるなぁという印象を受けました。

 その後、「CoderDojo Kashiwa」の道場主である宮島さんより、道場の現状や運営についてご説明がありました。宮島さんは地域貢献型イノベーターとしてTEDの登壇経験もあり、プログラミング教育の第一人者でもいらっしゃいます。

>地域におけるプログラミング教育 ~僕がCoderDojo Kashiwaをやって思ったこと~
http://tedxkidschiyoda.com/speakers/2619/

 宮島さんは当道場を2013年5月から主催・運営をされており、開催回数は80回を超えているとの事でした。道場の開設当初は、今ほどプログラミング教育の熱は高くなく、参加したお子さんも4名(そのうち身内2名)だったとの事です。今では毎回20名を超えるお子さんが参加されており、あっという間に枠が埋まるほどの盛況ぶりで、新しい道場が柏では次々と新設されている状況との事です。

 興味深かったのは最近できた道場は「CoderDojo Kashiwa」での宮島さんの教え子が今では成長して新しい道場を開設し道場主になったとの事でした。こうした素晴らしいスパイラルが柏では起こっているのだと実感しました。

 また、柏では全国に先だって小学校におけるプログラミング授業を既に開始しているとの事でした。

>柏市が市内全小学校でプログラミング授業を始められた理由
http://ict-enews.net/zoomin/kashiwa/

 もし、松戸で道場を開設する場合は教材やノウハウの面で全面的にご協力いただける事や、毎年12月に柏で開催されている「Special Presentation Day」に松戸のお子さんも参加してはどうか?など、ありがたいご提案をたくさんいただきました。柏のCoderDojoに通うお子さんたちが大きな会場で多数の聴衆を前に堂々とプレゼンされているとの事で以下のサイトでその模様を動画で見ることができます。

>Special Presentation Day 2016
http://coderdojo-kashiwa.com/event/spd/2016/

 道場を始める・続けるコツについて宮島さんに質問した所、「無理をしない事」と「メンターが疲れない様にする事」だそうです。

 今回のイベントで一緒に道場を運営したり、援助いただける方がたくさん集まるといいなぁと期待していた我々でしたが、我々の不徳の致す所か、はてまた松戸では子ども向けプログラミング教育の議論は時期尚早だったのか、参加者自体は少ない結果となってしまいました。

 しかし、これにめげず、スモールスタートでもいいので松戸でも子ども向けプログラミング教育の場づくりを少しでも前に進めていけたらと思いました。

 参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!

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