2022年松戸市長選公開質問状の回答を公開しました
6/5に行われる松戸市市長選挙ですが、5/29に告示となり9名の方が正式に立候補されました。
「Code for Matsudo」では、5/22に公開質問状を立候補予定者の方にお送りしました。
「Code for Matsudo」は「ITで松戸市の地域課題を解決することを目指しているグループ」ですので、紙面による質問ではなくオンライン(ペーパーレス)による質問をさせていただきました。
立候補予定者の方は11名いらっしゃいましたが、そのうち2名の方は、インターネット上の窓口を見つけることができませんでしたので、9名の方に公開質問状をお送りしました。
そのうち4名の方から回答をいただき公開しました。
2022年松戸市長選各立候補者へのDXについての質問と回答
最近はデジタル改革のような意味合いとして「IT」「ICT」よりも「DX(デジタルトランスフォーメーション)」が使われるようになりました。
特に最近はコロナ禍の影響で、自宅で行政手続きを行うことの必要性や、コストのかからない給付金の配布、ペーパーレス、印鑑レス、FAXレスなどの声が聞こえることがあったのではないでしょうか。
今後、税収が減少し高齢化社会を迎えるにあたり、医療や福祉の充実だけでは財政が破綻することが目に見えています。
そのような状況下で行政の効率を上げコストを下げることは必須であると思われます。
デジタル化はその一歩であり、機械ができることは人間ではなく機械にやってもらい、機械ができないことを人間が行うべきです。
また、DXはデジタル化のためのハードウェア(PC、タブレット、大型ディスプレイなど)の費用以外に、人間がそれらを使いこなすためのハードルもあります。
「使い方が分からない・・・」「コンピュータは苦手だ・・・」「今までの方法がいい」など声が聞こえてきそうですし、中には電磁的な記録が残ることに抵抗がある場合もあるかと思います。
DXは単にコンピュータを購入して揃えるだけでなく、使いこなすための訓練や組織作りも必要であり、そのためには強い市長のリーダーシップが必要です。
今回、回答をいただきました4名の候補者の方には厚く感謝を申し上げます。
DXについてご理解をいただいているとお察しいたします。
私たち「Code for Matsudo」はそのようなリーダーが市民の方に支持され当選されることを望んでいます。
DXは一足飛びに行うものではなく、かつ行政のみで進めていくことも時間がかかったりすると思います。
「シビックテック」※という用語がありますが「ともに考え、ともにつくる」という考えのもとに、行政とともに推進を行いたいと考えております。
https://digital-gov.note.jp/n/n1d3a173a8393